競争力向上のため、高品質ブレーキディスクの粗材開発や工程設計・改善を行い、新部品の量産化に向けた技術の発案・実現をします。
湯流れや凝固時の温度分布をシミュレーションにて事前確認をし、黒鉛組織が均一・均質で高い寸法精度の製品を実現をしています。
独自の手法にて黒鉛形状を数値化(K-FGI)し、黒鉛のバラつきが少ない均一な製品開発へ繋げています。
国内外のどの拠点でも、黒鉛のバラつきが少ない製品を生産しています。
K-FGIとはKIRIU-FLAKE GRAPHITE STRUCTURE INDEX の略称で黒鉛組織を定量指標化したものです。
ノウハウを生かし鋳造条件を最適化することで、固有振動数のバラつきの少ない製品を生産します。
固有振動数をコントロールすることで、共振しない製品になり、鳴き(音)が低減し、要求性能に一致したディスクの実現をしています。
高精度な鋳造で、製品の軽量化と高性能の両立に貢献しています。